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風邪で寝込んでいたら、エロ本が母親に見つかった話

昨日まで風邪を引いて寝込んでた。最近寒くなってきたにもかかわらず「浪人生にオシャレなんて関係ない」という信念のもと、上着を着ないで予備校に行ったら風邪を引いた。予備校に行くと、未だにTシャツを着ている人もいるのだけれど、僕には寒さへの耐性が付いてなくて無理だったようだ。寝込んでいたせいで、3日間風呂に入っていない。電車の中で文章を書いているのだけれど、周りの人に臭いと思われていないか心配だ。予備校に行けば僕より臭い人が何人かいるから安心なのだが……

 
寝込んでいるとき、引き出しに入れておいたエロ本が母親にバレた。知っている人もいるかもしれないが、僕の趣味はエロ本集めだ(こういう話が嫌いな女子たち、ごめんね)。小遣いの半分はエロ本に使うようにしていて、蔵書はもうすぐ50冊になりそうだというカンジ。その中の一冊を、読んでいる途中だったから引き出しの中に入れておいたら、母親に見つかった。ただ唯一の幸いは、その本がエロ本の中でも割とマイルドな「コンビニ誌」だったことだ。ロリ系じゃなくて本当によかった…
 
あらかじめ、親にエロ本が見つかった時の言い訳は考えていたのだが、母親のエロ本への反応は僕の予想をはるかに超えた、あっさりとしたものだった。
 
エロ本が見つかったら「僕は決められた小遣いの中でエロ本を買っている。それの何が悪いんだ」というカンジの、開き直った態度で行こうと思っていた。ただ、母親は既にそう思っていたようで、母に「エロ本を買う=悪」という認識は無かった。
 
僕が自分の部屋で寝ているときに、母親が僕の部屋を掃除していた。そしてエロ本が入っている引き出しを開けてしまった。
 
ガラッ(引き出しを開ける音)→笑いながら「あらら」と発言→引き出しをそっと閉じる→「ごめん、見ちゃった(笑)」と発言
 
なんというか、ものすごく怒鳴られて家族会議にでもなるのかと思っていたけれど、真逆の反応でびっくりした。母ちゃん、ありがとう。
 
この事件(?)を受けて、母の優しさというか素晴らしさというのか、偉大さを身にしみて味わった。僕も将来子供のエロ本子供のエロ本を見つけても寛容な態度をとってあげようと思った。そして僕から読者の皆様へのお願いなのだが、もし息子さんがエロ本を持っていても許してあげてください、きっと息子さんはあなたに計り知れないほど大きな感謝の念を抱くでしょう。
 
そういえば、結構前にネットで話題になったけれど同人活動をしている人が親にそのことをカミングアクトしたら、親が応援してくれるようになった」ということもあった。親に正直に話すのもアリかもしれへんな(エロ本の場合は別か?笑)
 
いずれにしろ、久々に母親の良さを知った1日でございました。
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