気が向いたら書いてあげる

正気になったら更新しますので

毎日がテスト期間

浪人しているので、いわば「毎日がテスト期間」だ。僕は4月からの一年間、受験勉強だけしていればいいのだ。でも思うように行動に移せない、人間だもの。


高校のテスト期間の思い出が頭をよぎる。テスト期間って異様に「やりたいこと」が出てくるよね。たとえば僕はテスト期間に小説を書いたことがある。「やらなくちゃいけないこと」から逃げて好きなことをやるのって楽しい。授業中にとる睡眠と同じくらい気持ちいい。


兎にも角にも、「毎日がテスト期間」である僕には「やりたいこと」がドンドン湧いてくるのだ。まさに「あれもしたい、これもしたい」という状態。

夢


「大学に入ったらアレもやろうコレもやろう、ウフフ」なんて夢を膨らませているけど、現役で大学に進学した友達をみていると高校時代に言っていた夢を実現した人はいないので、どうやら夢は叶うことなく夢のままで終わってしまうようだ。


バイクに乗ったり、クロスバイクを買ったり、一眼カメラを買ったり、ドールを買ったり、大好きなエロ本を集めたり、留学したりしたいのだけれど、叶うとしても1つだけだろう。時間もお金も限りがあるのだから、何かを削らなくてはいけないのは分かっているけど辛い。「どれかを選ぶなんてできないよ」というのが今の気持ち。


大学に進学したら、今の夢はどのくらい叶っているのだろうか。今は勉強に専念しなくちゃいけないのに、こういう時こそ、やりたいことがドンドン出てきちゃうんだよなぁ……


マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは、子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル(英語版)が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。
幼稚園の4才の子ども186人が実験に参加した。被験者である子どもは、気が散るようなものが何もない机と椅子だけの部屋に通され、椅子に座るよう言われる。机の上には皿があり、マシュマロが一個載っている。実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。
子どもたちの行動は、隠しカメラで記録された。1人だけ部屋に残された子どもたちは、自分のお下げを引っ張ったり、机を蹴ったりして目の前の誘惑に抵抗した。小さな縫いぐるみのようにマシュマロをなでたり、匂いをかぐ者もいた。目をふさいだり、椅子を後ろ向きにしてマシュマロを見ないようにする者もいた。映像を分析した結果、マシュマロを見つめたり、触ったりする子どもは結局食べてしまう率が高いこと、我慢できた子どもは目をそらしたり、後ろを向いたりして、むしろマシュマロから注意を逸らそうとする傾向があることが観察された。すぐ手を出してマシュマロを食べた子供は少なかったが、最後まで我慢し通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは、1/3ほどであった。

マシュマロ実験 - Wikipedia より)


僕はいま、まさにこのマシュマロ実験の被験者なんじゃないかと思ってしまう。未来を妄想して一時の快楽を得るのか、勉強して永遠の幸せを手に入れるのか。上記の引用を読むと、妄想なんかせずに頭の中から「未来のやりたいこと」を消し去るべきなのだが、難しいんだよなあ。


誘惑に負けたら落ちる、とりあえず妄想をやめるところから始めますかね。

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