気が向いたら書いてあげる

正気になったら更新しますので

才能

絵が上手い人、音楽的な才能がある人、面白い文章が書ける人、スポーツ神経がある人には無条件でスゴいと思ってしまう。これは才能というやつだろう、才能がないと上手にできない。僕には何の才能もないから、持っている人は輝いて見える。

というような話を、知り合いのWebデザイナーにしたら「才能は『あるorなし』じゃなくて、磨いていくものだよ。」と言われてしまった。うー。

何の才能もない僕も、今まで何かに対して才能を磨こうと努力したことはあったのだ。学校の部活でやっていたテニスとバドミントン、そして中学校まで習っていたピアノ、そして学校のお勉強。でも全部ダメだった。僕より後に始めた人が、気が付いたら僕より上手くなってるなんてことが結構あった。

だから、たとえ才能が『あるorなし』ではなくて『磨くもの』だとしても、磨きやすさというものがあるのだろう。んで、その磨きやすさが「センス」ってやつだろう。

ただ僕には「センスがあるね」と言われた記憶もないのだ。ましてや「センスないね」って言われた記憶が大量にある。料理、オシャレ、ギター、サッカー。

ややこしくなるが「センスの磨き方」って無いだろうか。つまり「『才能の磨きやすさ』の磨き方」。なんだか無限に続きそう。

あれ、才能が磨くものだとしても、磨きやすさ(つまり上達しやすさ)があるから、結局ダメな奴はダメなんじゃないかとも思う。

小学生の頃、母は僕の長所として「何事もゆっくりではあるが、最後まで諦めない」ということを通知表の通信欄に書いていた。これって「ウチの子は何の才能もありません」って言っているようなもんだよな。

もう才能のことは諦めますわ。
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